スポーツコンディショニング

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スポーツコンディショニングとは?

Sports Conditioning

関節の動きの質を改善

関節の動きは、
「関節可動域」(どのくらい動かせるのか、動くのか)以外に、
「動きの滑らかさ」や「力強さ」といった動きの質

を分析していく事がスポーツ選手やスポーツ障害に対する治療には必要になります。

一言に関節の動きと言っても、
◯それを動かしているのは筋肉であり 
◯その筋肉に指令を出すのは神経なので

関節の動きを評価基準として用いることで、
筋肉や神経の機能を同時に評価することができます。

意識的に動かせない関節の動きを調整

スポーツ動作が日常動作と何が違うか考えたことがある人がいるでしょうか?
日常でも大きく腕を上げることはあるし、重いものを持つこともある、とすればスポーツ動作に求められるのは、普段よりもより強く、より速く、より滑らかにという質の変化以外にはありません。
 
こういった質の差は動かしている本人がいかに意識をしようとも、なかなか改善できるものではありません。
 
無意識下で受動的に行なっている動きを改善するとパワーもスピードも滑らかさも出すことができます。
 
「仙腸関節」を例にとると、
手足を動かすように意識的に仙腸関節を動かすことはできませんが、背骨や足の動きに合わせて仙腸関節はさまざまな動きを行なっています。
固定するべきタイミングで動きが大きくなったり、衝撃を吸収するタイミングで硬く固まってしまったりすると、痛みや違和感へと発展します。
 
当院では、このように、エクササイズやトレーニングでは効果の出せない動きの質を改善させていきます。
 
仙腸関節については、こちらで細かく説明しています。

 
ランニング動作についての詳細はこちらも合わせてご覧ください。

QUALITY

私達の強み

微細な関節運動の調整

Technical Skill①

トレーニングでは改善できない微細な関節運動の調整

「関節の遊び運動」「Joint Play」「関節副運動」「関節包内運動」様々な名称で言われている関節の微細な運動は、随意運動(意識して動かす運動)ではなく、不随意運動(意識して動かせない運動)に属しています。

この関節の遊びは「不随意運動」になるため、トレーニングやエクササイズでは改善できません。

この関節の遊びに異常が起こると、
・思った方向に手足が動せない、いわゆる癖のある動き
・動きのリズムやバランスの崩れ
・関節の動きの加速度が下がり鈍い動作(瞬発力の低下)
といった障害が出てきます。

当院は、長らくこの関節の遊びを検査し改善する方法を学んでおり、動きの根本的な回復を目指していきます。

 
神経促通

Technical Skill②

神経促通法(動きの出力調整と動きの加速度の調整機能の改善)

筋収縮のスピードの調整や力加減を調整する筋出力の調整において一番重要な組織は何かご存知でしょうか?
今流行りの筋膜でもなく、筋肉でもなく、神経がその役割を果たしています。

人間の体はとても精密にできており、筋肉の収縮のさせ方次第でこの神経のネットワークを検査することができます。

これは特別な筋力テストですので、どこでも行っているものではありません。

当院では、特別な神経学的筋力テストを用いて、脳内からの情報や関節受容器からのフィードバックが、どこで情報を遮断されているのかを検査し改善します。

 
運動連鎖

Technical Skill③

ある運動を行おうとするとき、重心や足の向きなどによって、運動の強度が増減するのはご存知でしょうか?

これまでにもオリンピックメダリストなどのケアをしてきましたが、運動連鎖を知らずに競技をしている選手が非常に多い事に今でも驚いています。

センスのある選手は無意識に運動連鎖を行えますが、センスがない、調子が上がらない、いわゆるイップスに陥った選手は、この運動連鎖がうまく出来ない状態に陥っています。

運動連鎖は、
・知るだけで出来るようになるケース
・筋、関節、神経など軟部組織の異常により運動連鎖が妨げられ出来ないケース
の2つがあります。

スポーツジムやピラティスなどでこの運動連鎖を教えている所は多数ありますが、異常によって崩れた運動連鎖を治すためには、施術でしか改善できません。
それはTechnical Skill①で述べた「関節の遊び」が関わっているからです。

当院では、運動連鎖の視点と関節の遊びを改善する特別な技術を合わせて皆様のパフォーマンスを最大限に発揮できるようにサポートします。

 

代表的な疾患

肘関節の痛みには「手首」と「肩関節」

肘関節の障害には、
・テニス肘(外側上顆炎)
・ゴルフ肘、野球肘(内側上顆炎)
といった、競技名がついた疾患があります。
 
実際には、それらの競技を行っていなくても発症する事は多々ありますが、「肘の障害」であるため肘関節の治療に注視され、「使い過ぎによる安静、肘周囲のマッサージ・ストレッチ」が処方されます。
 
しかし、身体を動かす際に、「肘関節単体」で動かすことはほぼ無く、「手首及び肩関節との共同動作」が基本となります。
 
その為、肘関節に加え手首と肩関節の動きも同時に検査し、必要な動作が出来ているかどうかの確認が必須となります。

股関節のグロインペインおよびインピンジメントについて

グロインペインはサッカーで多いと言われていますが、股関節のインピンジメントも含めると野球やバスケットボールなどの手でボールを扱う競技や陸上でも多く見られます。
 
原因は、寛骨臼(股関節凹側)と大腿骨頭(股関節凸側)のアライメント不良ですが、レントゲンで異常が見つかった方も、見つからなかった方も必要なのは股関節の機能分析と骨盤の機能分析です。
 
動画では、当院で行っている股関節のグロインペインに対する検査と治療を理論からご説明します。

疾走競技に多いハムストリングスのトラブル

ハムストリングスは、「半腱様筋」・「半膜様筋」・「大腿二頭筋」で構成され、半腱様筋が最も後面に付着し、その奥外方に大腿二頭筋、さらに奥内方に半膜様筋が付着します。
 
股関節(伸展動作)と膝関節(屈曲動作)に作用する筋肉ですが、「仙腸関節」・「股関節」・「膝関節」・「脛腓関節」と複数の関節に関与します。
 
これが、骨盤が回旋(仙腸関節と股関節の機能)し位置異常を起こすと、起始部である坐骨の位置が変化し、ハムストリングスの関係性が崩れてしまいます。
すると、「過負荷による肉離れ」や「代償動作によるシンスプリント・足底筋膜炎」など下肢の障害に繋がります。
 
また、脛腓関節も関与している為、足関節捻挫後にハムストリングスの筋出力が減少することもり、この場合には足首の治療も必要になります。

肉離れの原因に神経の障害がほぼ必ずある

一般診療のページでも少し説明させていただいた、筋肉の神経結合と今回のテーマは関連します。
 
人間の身体には、過剰な収縮を抑制するための反射機能が備わっており、自分自身の動きによる筋損傷(肉離れ)は起きることはありません。
 
もちろん接触スポーツで相手の膝が太ももに当たったなどして、筋損傷することは当然ありますが、「走っていて肉離れを起こす」・「急に止まった際に肉離れを起こす」場合は、神経の反射機能に異常があったために起こった怪我です。
つまり、神経系の調整を行わないと、安静による痛みは回復しても、「再度怪我を起こす」・「完全なパフォーマンスまで改善しない」ことが多いです。
 
動画では、神経系の検査を利用して、肉離れと神経の関連を検査治療する方法を実際の症例からご紹介します。

News

その他の疾患について

全身の運動連鎖が必要な「ゴルフ」に対する治療法を解説しています。

ジャンパー膝やランナー膝など、スポーツ現場での膝関節の障害は多数あり、競技中止・安静だけでは再発も多いです。
 

ランニングの障害でも多い足底・足趾の障害についての症例動画と治療についてまとめました。
 

Price

料金

価格

捻挫や打撲など2週間以内の怪我の場合は、保険診療が利用できます。
より早く治したい、神経系の治療を必要とする、肩こり・腰痛など慢性疾患の場合は自由診療となります。

他にも、手術を控えていたり、手術後で病院の通院と併用して当院の治療を行う場合も自由診療となります。

皆さまの生活環境に合わせて当院の治療をカスタマイズしますので、遠慮なく他院の治療と併用してください。

 

保険診療

700円~
(健康保険の自己負担額によって変わります)

保険と自由診療の併用

一般:5.500円(税込)
学生:3.850円(税込)
提携チーム団体:3.300円(税込)

この料金が保険診療代に追加されます。

自由診療による治療

1回:治療時間約60分

一般:8.300円(税込)
学生:5.500円(税込)
提携チーム団体:4.500円(税込)
代表診療:9.900円(初診時:13.200円)(税込)

初診料

2.200円
保険診療においても自由診療においても、初回は初診料がかかります。
また前回の治療から2ヶ月が経過したものも同様に初診料がかかります。

保険診療のみの場合は、申請された部位が一度中止になった場合、2ヶ月以内の再受診においても初診料がかかる場合がございます。

所在地

埼玉県さいたま市中央区下落合1013−1 スピカビル201
エレベーター有り・駐車場4台

最寄駅

与野駅 徒歩5分
さいたま新都心駅・北与野駅・与野本町駅 徒歩12分

休み

日・祝 休み
木・土 午後休み

受付時間

 9:00〜19:30 (木・土は13:00)

予約診療となっております。

受付時間外のご予約は、電話又はLINEにてご相談ください。

連絡先

電話:048-708-2011
Email:agitos.office@gmail.com
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