Foot Pain
足底腱膜炎・種子骨障害・外反母趾・モートン病・中足骨頭痛
2020年にアメリカ足の外科学会が「扁平足」に関する新たな定義を提唱して以来、足の形態についての知見が飛躍的に増えています。それに伴い、「足底腱膜炎」「中足骨頭痛」「モートン病」など、足の疾患の多くが実は足の形態的な変化や、腰部や股関節など全身の重心の問題に関連していることが理解されるようになり、幅広い治療が効果を奏することが明らかになってきました。 これまでにインソールを作る治療院で学んだ経験から、インソールによる効果はあくまで一部であることを実感しています。また、足の細かい機能解剖学を駆使したとしても、腰の治療がうまくできなければ足の痛みを軽減できないケースも、この10年の間に多く経験してきました。
腰の治療と足の治療、それぞれが効果的に行われて初めて足の痛みが改善されるということを強く感じています。今までの知見を少しずつまとめながら、当院での足の治療についてお伝えできれば幸いです。
PCFD(扁平足)
2020年にアメリカ足の外科学会が扁平足に対する定義を作成しました。これによって病態分類が確立し、それぞれのClassに対しての治療も少しずつ理解されるようになってきました。
その知見を活かすと、今までもう少しのところで治りづらかった足の痛みもより改善できるようになってきています。
足底腱膜炎
中足骨頭痛
モートン病
モートン病は足の裏の部分で、神経を圧迫することで指先に痛みや痺れを起こす疾患です。足の神経が圧迫される背景に、他の疾患同様、足の構造的問題が含まれています。上の画像は前足部の不安定性について説明した画像です。ごく稀に腫瘍性病変や偽神経種が存在する場合もある。
検査と治療の紹介と症例報告
Physical Test & Treatment & Case Report
【症例】
種子骨障害 各関節の機能異常と拇趾屈曲可動域の変化
足底腱膜炎、外反母趾、種子骨障害、どれを取ってみても足のアーチ構造は重要であることはほとんどの人が理解しています。
しかしそのアーチ構造はとても繊細にできており、「単純に下がっているから上げる」「上がっているから下げる」と言ったものでは良くなりません。
機能解剖学を理解し、アーチをどのように変化を出せば、症状が改善するか検査がなによりも大切です。
10代 男性 趣味:バスケットボール
主訴:種子骨障害による歩行障害
【症例】
外反母趾・内反小指の検査と治療
中足骨の屈曲伸展・距骨下関節の調整(主に縦アーチに関与)
距腿関節の調整
所在地 | 埼玉県さいたま市中央区下落合1013−1 スピカビル201 |
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最寄駅 | 与野駅 徒歩5分 |
休み | 日・祝 休み |
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