Shoulder Disorders
肩の障害
肩の痛み 治療ポイント紹介
肩甲骨との関連性
スムーズな腕の上げ下げには、動きの連動が重要
腕を動かす動作では、上腕骨と肩甲骨がお互いに一定の割合で協調して動き、これを「肩甲上腕リズム」と言います。
この連動が適切に行われない状態で動作を繰り返すと、腱板や肩峰下滑液包など、関節周囲の組織に負担が集中し、痛みや引っかかり感などの障害につながっていきます。
その為、痛みや可動域制限がある場合には、両部位が正常な機能を果たしているのか、加えて、胸郭に異常が肩甲骨の動きの妨げになる可能性があるので、合わせて確認することが重要となります。
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肘・手首との関連性
テニス肘や腱鞘炎など腕の症状が及ぼす影響
テニス肘やゴルフ肘、腱鞘炎などによって肘や手首の動きが制限されると、日常生活やスポーツ動作の中で、肩かその動きを補う事があります。
例えば、前腕の捻る動作(回内、回外)が不十分になると、物を持つ、ドアノブを回す、ラケットやクラブを振るといった動作で、肩関節を必要以上に動かす場合が出てきます。
このような代償動作が続くことで、痛みの出現に繋がっていきます。
また、転倒で地面に手を着いた場合や、壁などに手をついて身体を支えた場合には、手首や肘を通して肩にまで衝撃が加わります。これにより骨折などの明らかな外傷がなくても、その後に痛みや動かしにくさが残るケースもあります。
その為、肩の治療を続けても改善が乏しい場合には、肘や手首の動きが負担を生み出していないかを評価していきます。
実際の症例についてはこちら
→「 肩の痛みに肘の治療が必要」
腱鞘炎・バネ指について
腰背部の状態を把握することも重要
体幹の動きが肩の可動域にも影響
肩と腰は部位が離れているため、直接的な関係はないと思われることがあります。
しかし、肩を大きく動かす際には、胸椎や腰部を含む体幹の動きも必要です。
特に広背筋は、骨盤から上腕骨まで広い範囲に付着しており、腰背部や胸郭周囲の緊張が強くなると、腕を動かす際に筋肉が十分に伸びず、可動域に影響することがあります。
また、体幹の動きが低下すると、前方や高いところに手を伸ばす動作を肩だけで行うようになり、これも障害の繋がる場合が出てきます。
そのため、胸椎や腰部まで含め、総合的に問題点を探し、症状との関連を判断することも重要となります。
実際の症例についてはこちら
→「 運動再開後による肩の痛み」
腰の障害について
スムーズな上げ下げには動きの連動が重要
腕を動かす動作では、上腕骨と肩甲骨がお互いに一定の割合で協調して動き、これを「肩甲上腕リズム」と言います。
この連動が適切に行われない状態で動作を繰り返すと、腱板や肩峰下滑液包など、関節周囲の組織に負担が集中し、痛みや引っかかり感などの障害につながっていきます。
その為、痛みや可動域制限がある場合には、両部位が正常な機能を果たしているのか、加えて、胸郭に異常が肩甲骨の動きの妨げになる可能性があるので、合わせて確認することが重要となります。
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→「肩のインピンジメント(引っ掛かり)について」
テニス肘や腱鞘炎など腕の症状が及ぼす影響
テニス肘やゴルフ肘、腱鞘炎などによって肘や手首の動きが制限されると、日常生活やスポーツ動作の中で、肩かその動きを補う事があります。
例えば、前腕の捻る動作(回内、回外)が不十分になると、物を持つ、ドアノブを回す、ラケットやクラブを振るといった動作で、肩関節を必要以上に動かす場合が出てきます。
このような代償動作が続くことで、痛みの出現に繋がっていきます。
また、転倒で地面に手を着いた場合や、壁などに手をついて身体を支えた場合には、手首や肘を通して肩にまで衝撃が加わります。これにより骨折などの明らかな外傷がなくても、その後に痛みや動かしにくさが残るケースもあります。
その為、肩の治療を続けても改善が乏しい場合には、肘や手首の動きが負担を生み出していないかを評価していきます。
実際の症例についてはこちら
→「肩の痛みに肘の治療が必要」
関連リンク
→「腱鞘炎・バネ指について」
体幹の動きによる可動域の変化
肩と腰は部位が離れているため、直接的な関係はないと思われることがあります。
しかし、肩を大きく動かす際には、胸椎や腰部を含む体幹の動きも必要です。
特に広背筋は、骨盤から上腕骨まで広い範囲に付着しており、腰背部や胸郭周囲の緊張が強くなると、腕を動かす際に筋肉が十分に伸びず、可動域に影響することがあります。
また、体幹の動きが低下すると、前方や高いところに手を伸ばす動作を肩だけで行うようになり、これも障害の繋がる場合が出てきます。
そのため、胸椎や腰部まで含め、総合的に問題点を探し、症状との関連を判断することも重要となります。
実際の症例についてはこちら
→「運動再開後による肩の痛み」
関連リンク
→「腰の障害について」
関連部位との関連性
肩甲骨の動作制限が起こる背景
上記にあるように、正常に動かすには肩甲上腕リズムが大切になり、周辺に付着する筋肉や「肋骨」の状態が重要となります。
肋骨自体が直接関節を形成するわけではありませんが、筋肉を介して腕の動きに合わせて滑るように移動するため、胸椎の動きや肋骨の位置に問題が起きると、肩甲骨の動きにも影響することがあります。
これは、腕を上げる際に、肩甲骨の上方回旋だけでなく、後傾や外旋などの複合的な動きが必要となり、胸郭の動きの低下により肩甲骨が適切な方向へ動きにくくなり、負担が集中する可能性が出てきます。
また、肩甲骨は胸郭の比較的広い範囲に位置しています。
そのため、肩のすぐ近くだけでなく、肩甲骨の内側、背部、肋骨周囲まで確認することで、痛みや引っ掛かりに関係する要素が見つかることもあります。
症状の評価時には、関節可動域だけでなく、肩甲骨と胸郭の位置、胸椎の動きなどの確認も大切です。
関連ブログはこちら:肩の痛みと肩甲骨・肋骨
関連部位の症例動画
五十肩・腱板損傷に対するアプローチ
「腕が上がらない」という症状であっても、肩関節だけに原因があるとは限りません。関節包の拘縮、腱板の機能低下、肩甲骨や胸郭の動作制限、頚部や肘関節の問題など、複数の要素が関係している場合があります。
患部の状態によっては、一度の施術ですべての問題を改善することは困難ですが、痛みや周辺部位の状態を確認しながら、無理のない範囲で動きを改善していくことも重要です
肩の可動域制限と脊椎の関連性
脊椎(背中や腰部)からのアプローチですが、これらの動きが制限されると、腕を上げるために肩をすくめたり、腰を過剰に反らしたりする代償動作が現れることがあります。
このような状態で動作を繰り返すと、頚部や腰部にも障害(痛みや腕の痺れなど)が波及する可能性も出てきます。
そのため、肩関節の動き、肩甲骨と胸郭の連動、脊椎の動きなどを確認し、どの部位が制限を起こしているかを見極めることが重要です。
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