Shoulder Disorders
肩の障害
肩の痛み 治療ポイント紹介
肩甲骨との関連性
スムーズな上げ下げには、動きの連動性が重要
肩を横から180°上げる際、最初の30°は肩関節単体の動きですが、その後の150°肩甲骨が連動して動いていきます。これを「肩甲上腕リズム」と言います。
この肩甲上腕リズムが崩れてしまうと、可動域制限と共に動かすと痛い・詰まるといった症状を生じるようになります。
それでも使い続けていると、周りの筋肉の摩耗により炎症を起こし、更に悪化すると筋肉や軟部組織の損傷へと繋がっていきます。
その為、肩だけでなく肩甲骨に問題があるのかを見極めていく必要があります。
実際の症例はこちら
肘・手首との関連性
テニス肘や腱鞘炎など腕の症状が肩にも影響を及ぼす
肘の症状に代表される「テニス肘・ゴルフ肘」、手首に代表される「腱鞘炎」など、腕に起こる症状で動きに制限が起こると、それを肩の動きで代償し過度な負担が掛かるようになります。
また、「地面に手を着く」・「壁に手を着く」といった衝撃も肩に痛みを出す原因となります。
骨折など大きな外傷がなかった場合、そのまま放置されることが多く、この衝撃による筋緊張をだたの肩こりと考えてしまい、悪化させてしまうケースもあります。
この為、直接は肩に問題がない場合でも、腕の障害から痛みを出す事があり、肩の治療をしても改善されない要因となります。
実際の症例についてはこちら
→「 肩の痛みに肘の治療が必要」
腱鞘炎・バネ指について
腰の状態を把握することも重要
腰の症状が肩の制限を引き起こす可能性がある
肩甲骨や頚部と違い、腰は肩と離れているから関係ないと思われている方が多いです。
しかし、腰の筋肉で代表される「広背筋」は、肩甲骨や上腕骨まで広範囲に渡って付着しています。
この広背筋の状態が腰の障害で悪くなると、肩の痛みや可動域制限が引き起こされる場合があります。
その為、「肩の痛み=肩周りの問題」だけで考えてしまうと、症状の長期化に繋がる可能性がある為、全身の状態の把握が必要となります。
実際の症例についてはこちら
→「 運動再開後による肩の痛み」
腰の障害について
スムーズな上げ下げには、動きの連動性が重要
肩を横から180°上げる際、最初の30°は肩関節単体の動きですが、その後の150°肩甲骨が連動して動いていきます。これを「肩甲上腕リズム」と言います。
この肩甲上腕リズムが崩れてしまうと、可動域制限と共に動かすと痛い・詰まるといった症状を生じるようになります。
それでも使い続けていると、周りの筋肉の摩耗により炎症を起こし、更に悪化すると筋肉や軟部組織の損傷へと繋がっていきます。
その為、肩だけでなく肩甲骨に問題があるのかを見極めていく必要があります。
実際の症例についてはこちら
→「肩のインピンジメント(引っ掛かり)について」
テニス肘や腱鞘炎など腕の症状が肩にも影響を及ぼす
肘の症状に代表される「テニス肘・ゴルフ肘」、手首に代表される「腱鞘炎」など、腕に起こる症状で動きに制限が起こると、それを肩の動きで代償し過度な負担が掛かるようになります。
また、「地面に手を着く」・「壁に手を着く」といった衝撃も肩に痛みを出す原因となります。
骨折など大きな外傷がなかった場合、そのまま放置されることが多く、この衝撃による筋緊張をだたの肩こりと考えてしまい、悪化させてしまうケースもあります。
この為、直接は肩に問題がない場合でも、腕の障害から痛みを出す事があり、肩の治療をしても改善されない要因となります。
実際の症例についてはこちら
→「肩の痛みに肘の治療が必要」
関連リンク
→「腱鞘炎・バネ指について」
腰の症状が肩の制限を引き起こす可能性がある
肩甲骨や頚部と違い、腰は肩と離れているから関係ないと思われている方が多いです。
しかし、腰の筋肉で代表される「広背筋」は、肩甲骨や上腕骨まで広範囲に渡って付着しています。
この広背筋の状態が腰の障害で悪くなると、肩の痛みや可動域制限が引き起こされる場合があります。
その為、「肩の痛み=肩周りの問題」だけで考えてしまうと、症状の長期化に繋がる可能性がある為、全身の状態の把握が必要となります。
実際の症例についてはこちら
→「運動再開後による肩の痛み」
関連リンク
→「腰の障害について」
関連部位の症例動画
五十肩・腱板損傷に対するアプローチ
前記の様に、肩が上がらない=肩に原因があるだけでなく、「腰」や「胸椎(肩甲骨の内側)」・「頚部」、場合によっては「肘」など、肩の動きを制限する要素は多様に存在しています。
この為、一回で症状を全てなくすことは難しいですが、回数を重ねるごとに動きが良くなっていきます。
肩の可動域制限と脊椎の関連性
こちらも脊椎(背中や腰部)からのアプローチですが、肩甲骨と同様に脊椎も肩を動かす時に連動して動く必要があります。
その動きが制限されるだけでも肩の可動域は低下し、無理に使っていると神経症状も併発していきます。
五十肩・腱板損傷に対するアプローチ
前記の様に、肩が上がらない=肩に原因があるだけでなく、「腰」や「胸椎(肩甲骨の内側)」・「頚部」、場合によっては「肘」など、肩の動きを制限する要素は多様に存在しています。
この為、一回で症状を全てなくすことは難しいですが、回数を重ねるごとに動きが良くなっていきます。
肩の可動域制限と脊椎の関連性
こちらも脊椎(背中や腰部)からのアプローチですが、肩甲骨と同様に脊椎も肩を動かす時に連動して動く必要があります。
その動きが制限されるだけでも肩の可動域は低下し、無理に使っていると神経症状も併発していきます。