痺れ・動悸・耳鳴り・冷え・自律神経失調症

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自律神経失調症

ほてり・冷え・動悸・疲れ・息切れ・耳鳴り・痛み・痺れ

星状神経節(および分節性自律神経)へのアプローチ

星状神経節は鎖骨の後ろで第6頸椎から第2胸椎までの間にある交感神経の細胞体です。
第1〜第3胸椎から出た交感神経は、頸椎までのぼり、上神経節・中神経節・下神経節に分かれます。
この下神経節と第1胸椎の前方にある交換感神経節は多くの細胞体を含み星型のような形を呈することから別名「星状神経節」と呼ばれます。

その広く分布する支配領域から様々な症状に対して効果が出るとされ、近年では「星状神経節ブロック」が病院でも注目されています。

しかし、神経の伝導を遮断(ブロック)するだけではなく、神経を促通させる方が良い場合、ブロック注射は意味をなしません。
手技によって神経の促通を図る方が良い効果を出します。

また、星状神経節の元となる神経は第1〜第3胸椎にありますので、そちらにアプローチした方が効果が出る場合、ブロック注射よりも手技(例えば、モビライゼーションや脊椎などへの鍼灸治療)の方が効果があります。

星状神経節以外の交感神経・副交感神経はそれぞれ様々な走行をしており手足の運動神経・感覚神経のように分節(それぞれに支配分布が決まっている)的に支配しているため、症状に合わせた脊椎などへのアプローチが必要になってきます。

動悸息切れには、右星状神経節

心臓のペースメーカーに神経を送る

心拍数や心リズムの調整が可能

心臓の写真

 
右の星状神経節の方が洞房結節への支配率が左と比べて大きいとされています。星状神経節から出た下心臓神経は、横隔神経から分機した上神経神経と共に心臓を支配しています。

星状神経節を狙って、第6・第7頸椎、または星状神経節となる前の交感神経の起始部である第1〜第3胸椎や、横隔神経(第3頸椎)に緊張がないか、機能制限はないかをチェックし、あればそこに優しい刺激を入れ、動機や息切れなどの変化を確認していきます。
 
実際の症例や詳細はこちら

喉や首元の違和感(咳・声のかすれ)

舌咽神経・反回神経・上神経節による支配

喉元は脳から降りてくる神経としたから上がってくる神経によって支配されています。

咽頭の写真

 
喉元を支配している神経叢を「咽頭神経叢」と言い、舌咽神経・迷走神経の咽頭枝・交感神経の上頸神経節によって構成されます。

その神経の機能障害により、「咽頭部・喉頭部異常感症」と呼ばれたり咳がよく出るような症状をきたすことがあります。

心因性(ストレス)によるものとされやすい症状も神経の症状としてみると治療する手段はたくさんあります。

また、「甲状腺ホルモン分泌」とも関わる研究結果が出ていますので、代謝が悪い方や不妊治療に悩む方にも効果が期待できます。
 
実際の症例や詳細はこちら

筋出力との関与

火事場のバカヂカラ(出力増強) 驚いて腰を抜かす(出力減少)

寒いと肩が凝るもの交感神経由来の筋収縮

筋収縮のメカニズム

 
筋収縮のメカニズムに、交感神経由来の方法があります。

筋収縮のメカニズムには、
①意識して動かす(随意運動)時に脳からの指令によって起こるメカニズム
②筋繊維の長さ(張力)を感知して筋収縮をコントロールしている反射によるメカニズム
③交感神経バイアスと呼ばれる、ストレスや寒冷刺激などによる交感神経刺激によって起こる筋収縮
があります。

この③交感神経バイアスは、①と②に影響を出すとも言われています。
脳疾患障害による痙縮や固縮といった筋関節の硬直や震えなどにも関与しているため、拘縮の強い部分や震えている関節部分に関与する交感神経節を調整することで症状を緩和できます。
 
脳神経障害のページ

心臓のペースメーカーに神経を送る

心拍数や心リズムの調整が可能

 
 

右の星状神経節の方が同房結節への支配率が左と比べて大きいとされています。星状神経節から出た下心臓神経は、横隔神経から分機した上神経神経と共に心臓を支配しています。

星状神経節を狙って、第6・第7頸椎、または星状神経節となる前の交感神経の起始部である第1〜第3胸椎や、横隔神経(第3頸椎)に緊張がないか、機能制限はないかをチェックし、あればそこに優しい刺激を入れ、動機や息切れなどの変化を確認していきます。

舌咽神経・反回神経・上神経節による支配

喉元は脳から降りてくる神経としたから上がってくる神経によって支配されています。

 
 

喉元を支配している神経叢を「咽頭神経叢」と言い、舌咽神経・迷走神経の咽頭枝・交感神経の上頸神経節によって構成されます。

その神経の機能障害により、「咽頭部・喉頭部異常感症」と呼ばれたり咳がよく出るような症状をきたすことがあります。

心因性(ストレス)によるものとされやすい症状も神経の症状としてみると治療する手段はたくさんあります。

また、「甲状腺ホルモン分泌」とも関わる研究結果が出ていますので、代謝が悪い方や不妊治療に悩む方にも効果が期待できます。

火事場のバカヂカラ(出力増強) 驚いて腰を抜かす(出力減少)

寒いと肩が凝るもの交感神経由来の筋収縮

 
筋収縮のメカニズム
 

筋収縮のメカニズムに、交感神経由来の方法があります。

筋収縮のメカニズムには、
①意識して動かす(随意運動)時に脳からの指令によって起こるメカニズム
②筋繊維の長さ(張力)を感知して筋収縮をコントロールしている反射によるメカニズム
③交感神経バイアスと呼ばれる、ストレスや寒冷刺激などによる交感神経刺激によって起こる筋収縮
があります。

この③交感神経バイアスは、①と②に影響を出すとも言われています。
脳疾患障害による痙縮や固縮といった筋関節の硬直や震えなどにも関与しているため、拘縮の強い部分や震えている関節部分に関与する交感神経節を調整することで症状を緩和できます。

検査と治療の紹介と症例報告

Physical Test & Treatment & Case Report

【症例1:転倒後から起こる腕・手のこわばりと炎症】

 
転倒や交通事故の後に起こる手や足のこわばりは、怪我やトラウマに対する防御反応による結果であることがあります。
交感神経も分節性を持っているため、外傷を受けた脊椎の高さによって症状の出る位置が異なります。
今回は背中(上部胸椎)の怪我から腕に症状(下神経節領域)が出た方の症例です。

【症例2:脊椎の調整と手のこわばりの変化】

 
1人目の症例と同じような症状ですが、実際に脊柱のコンタクトで指のこわばりが即座に改善しています。
本来の運動神経であればもう2つ脊椎としては上の背骨になるのですが、第2胸椎で指のこわばりが改善しています。
支配神経の観点から考察すると、この症例に関しては、交換神経節によるこわばりの改善であることが予想できます。
 

【症例1:転倒後から起こる腕・手のこわばりと炎症】

 
転倒や交通事故の後に起こる手や足のこわばりは、怪我やトラウマに対する防御反応による結果であることがあります。
交感神経も分節性を持っているため、外傷を受けた脊椎の高さによって症状の出る位置が異なります。
今回は背中(上部胸椎)の怪我から腕に症状(下神経節領域)が出た方の症例です。

【症例2:脊椎の調整と手のこわばりの変化】

 
1人目の症例と同じような症状ですが、実際に脊柱のコンタクトで指のこわばりが即座に改善しています。
本来の運動神経であればもう2つ脊椎としては上の背骨になるのですが、第2胸椎で指のこわばりが改善しています。
支配神経の観点から考察すると、この症例に関しては、交換神経節によるこわばりの改善であることが予想できます。
 

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